大河内メンタルクリニック院長ブログ 折り折りのこと

アクセスカウンタ

zoom RSS 過食の問題 3

<<   作成日時 : 2017/07/20 21:27   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

拒食症の患者さんが診療に訪れるのは、自分からすすんでではなく、母親をはじめとした家族に何度も促されてのことなのでしょう。だから、診療に訪れたといっても、それは説得によって「ようやく治る気になった」ということではないと思われます。いわば社会的存在であるかぎりは仕方がない、という妥協をしてみせていることであるふしがあります。母親を悲しませるのは本意ではないという気持ちがうかがえるように思われます。
生きることへの関心がうすく、死への待望がつよいといったことであれば、「治療」に積極的になる理由を欠いています。「治療」が難航するのは必然です。
それは「死の問題」が主題であるのに、死の問題を直接の話題にすることは困難だという事情に基づくのではないかと思われます。
患者さんは、死にたいという直接的ないい方を決してしないものです。
ある方は、最後のところでやせ細って死期を感じたのか、それとなくお別れの言葉をつぶやいておられました。’17.7.20

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
過食の問題 3 大河内メンタルクリニック院長ブログ 折り折りのこと/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる