大河内メンタルクリニック院長ブログ 折り折りのこと

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zoom RSS 依存の問題ー3

<<   作成日時 : 2017/03/25 19:59   >>

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依存関係は社会的存在である我われの誰もが必須としています。重要な他者との関係に依存しないでは自分を保つことができません。その依存関係では信頼が相互をつなぐ鍵になります。そして、信頼といってもその程度はさまざまで、絶えず揺れるものでもあります。
ところで、人と人とのあいだ柄、私とあなたのあいだ柄は外的関係ですが、外的関係があれば内的関係もあります。内的関係というのは私と私自身との関係ということになります。そして、それも依存関係です。といっても、両者の依存の関係は等質ではありません。前者の場合、他者との関係では、多少なりとも相互的であるのに比べて、私と私自身との関係では前者が後者にもっぱら依存する関係です。このことを、ふつうは意識する人はいないというべきでしょう。自分が自分自身に依存しているなどと思うことがなければ、自分の筋を大きく外してしまっても気がつくことはありません。そして、それは「自己の存在」という意味で大問題になります。解離といえるほどに、大きく筋を外してしまえば、自分自身からの迷子になったような心もとない心境にもなります。自分が何であるのか分からないというこころの状況になります。
精神疾患といわれるほどのこころの状況になれば、こうした「自分からの迷子」といった現象は常にあるのです。「自分が何であるのか分からない」という気持ちになるのは当然なのです。’17/3/25



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